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芋洗坂係長の正体と、寝ながら聞いた「ちりとてちん」と、「薔薇のない花屋」の最終回

2008/03/25

3月24日月曜。
酔っぱらって帰ってきたので、そのまま寝てしまって、書くのは火曜の朝。日記は大変だよなあ。
月曜の朝は8時15分の「ちりとてちん」からだ。でもまだ寝ているまま、ビデオの録画が始まるとテレビが点くようにしてるので、横になったまま音を聞いてるだけだ。寝ながら音だけ聞いてると、その瞬間はわかったつもりになっているけれど、記憶には残りませんね。最後の部分だけ覚えてたりして、そのへんは夢と同じだ。夢うつつで見てるテレビ番組は夢と同じである、というのは世紀の発見ではないでしょうか。ないですね。テレビの内容が夢に影響することもあるもんなあ。結局覚えてるのは、主人公若狭の「ひぐらし亭っていうのはどうです」という最後のセリフと、直後の「名古屋で女性が刺された」という8時半の最初のニュースですね。え、昨日、茨城県で通り魔のような刺殺事件あったのに名古屋でもか、と少し驚いて、再び寝ました。

起きたのは9時半で、これは10時から落語の予約があるからです。今日の予約は柳家三三の3日連続独演会の予約。三三はサンザと読む。今年33歳なのを記念して、3日連続の独演会を開くのだ。
「三三 三十三歳 三夜 三席 三宅坂」
というタイトルになってる。アラビア数字で書いたら「33 33歳 3夜 3席 3宅坂」になりますな。柳家33ってすごい芸名だな。小三治の弟子なので、こういう名前のようだ。今日は一般発売前で、ファンクラブ会員に先行予約の日です。「三三時代会員」というファンクラブの会員に最近なって、そのファンクラブ優先予約なんですね。ちなみにこの会員は有料です。10時ちょうどに電話かメールで予約するという予約で、10時ちょうどにメールをすればいいだけなんで、ふつうの予約より楽です。チケット予約というのはだいたい午前10時ちょうどから始まるもので、9時50分くらいからパソコンの前に座って、テレビを見て待ってるわけですね。ここでどのチャンネルを見るかというのが大事で、できれば10時ちょうどで番組が変わるチャンネルで、しかも時刻が画面に表示されてる局がいいのだ。ふつうはNHKがいいですね。他局はだいたい10時前から番組が始まって10時になったかどうかを明確に知らせてくれない。NHKは10時前はだいたい「みんなのうた」をやってる。だから落語の予約のたびに「みんなのうた」を見ることが多く、だからおれは流行る前の「おしりかじり虫」を何度も何度も見て、不思議な歌だなあとおもってました。子供は好きだろうなあともおもっていて、これが流行りだしたときは少し驚きましたね。ほんとひそかに毎日見ているだけという感じだったもんなあ。ところが今日は、NHKにしたら高校野球をやってる。春の甲子園大会ですね。これは一番やばい番組で、だって10時になるかならないかなんてまったく気にしてない番組で、しかも時刻表示がない。いかんなあとおもって「ラジかるっ!」に合わせて音を消して、時刻だけ見てました。10時ちょうどにメール送信して予約終了。でも2日ぶんしか取れないので、また来週の一般発売で残り1日ぶんを取らないといけない。柳家三三は、古典落語の若手の旗手というべき存在で、志ん朝が死んじゃったあとどこかに志ん朝になる若手はいないかあと探してるナマハゲのような年寄り連中がけっこう支持してますね。ナマハゲはひどいな。ラジかるを見てると芋洗坂係長が映っていて、そのとき中山秀ちゃんが言うには、かつて秀ちゃんの運転手をずっとやっていた芸人の「ひろし」と一緒に劇団をやっていた人だということで、ああ、だから見たことがあるのかと納得しました。「ひろし」というのは、ひろしです、のひろしではなくて、ピンの芸人だったひろしなんだけど、何回かその劇団をおれも見に行っていて、それで覚えてたんですね。だから芋洗坂係長は見たことあるなあとおもってたんだなあ。納得。

そのあと少し仕事をしようとテレビを消したまま細々と作業をして、11時30分からフジテレビのニュースをつけた。この時間になると、ニュースを見ておいたほうがいいかなという気分になるので、べつにフジテレビじゃなくてもいいんだけど、日テレだと短いし、TBSはピンポンのあいだにはさまった番組なので落ち着きが悪い感じがして、フジテレビを見てることが多いんだわね。そのまま「いいとも」になって、そうだ、土曜の「ちりとてちん」を見てないやとおもいだして、12時45分の再放送時間になるまで、土曜ぶんを見ておいたほうがいいやとビデオで見ました。草若宅を寄席にすることになったみたいでした。ははあ。そのまま、朝に音だけ聞いていた「ちりとてちん」今日のぶんの再放送を見た。やっぱり「ひぐらし亭はどうです」でみんなが納得したところで終わっていた。寄席の名前ですね。

1時になると、よくそのままNHKのスタジオパークを見ることが多いんだけど、今日はまた高校球児たちがハッスルし始めたので、音消して、しばらく作業して、2時すぎからまたテレビをつけて、「薔薇のない花屋」の再放送をやってるんじゃないかとおもってつけてたんだけど、ずっとフィギュアスケートやってました。エキシビジョンというやつ。あれもよくわからんなあ。メダリストたちが、試合のあと、気楽に滑ってまっせ、という見世物で、好きな人にはたまらんのかもしれませんが、見るともなしにつけてると誰が勝ったかはわかりませんね。勝ち負けはないのか。

そのあと5時にはお出かけ。新宿でテレビ関係の人たちと会った。5月にある特番、クイズ番組の制作のネタになるようなものをお持ちでないかというので会ったんだけど、どうもテレビ制作の人たちがネタほしさに連絡してくると、あまりいいことが起こりません。雑誌や何かでいろいろと発表してるものを見て、他にも何かデータをお持ちじゃないですかと聞いてくるんだけど、まあ聞いてくる気分はわかるが、でもこっちだって調べて取って出し取って出しで、ストックがあるわけではない。いつもぎりぎりでやってるばかりで、雑誌を見てもらってそこにあるものですべてなんだな。でも向こうもいろいろと大変なので、接触してくるわけですね。それで会って、だいたい落胆させて、それでお別れになることが多い。今日はそのへんのことを話して、もし使えるネタがあれば連絡しますということになった。いや、テレビはほんと、出る人のためのものですね。出ると得することはあるけれど、裏方にまわっても、あまりいいことはないですね。裏方にあまり関わりたくないです。

そのあと紀伊國屋書店4階の紀伊國屋ホールで、紀伊国屋寄席を見る。扇橋が味わいがあって、志らくが立川流らしくはじけてて、よかった。さん喬が最後にすごく長い噺をやるもんだから疲れた。落語会でここまで疲れるのも珍しい。一緒に行った秘書官とそのあと牛たん屋に入るが、あまりの疲れぐあいに日本酒をごくごくと呑んでしまう。そのまま高田馬場に戻ったのが11時すぎで、このまままっすぐ戻れば「あいのり」が見られるなあとおもったんだけど、少しまだ腹減っていて、少し酒を飲み足したかったので、なじみの寿司屋に入ってしまう。柳家喜多八がこのあいだ来たという話を聞きながら日本酒を二本飲んで、12時すぎに戻り、よし「コンバット」見るぞお、とテレビ欄を見たら、「コンバット」は今日はないらしい。すごく残念。「薔薇のない花屋」を見ようかとおもったが、面倒になって寝る。あまり仕事してないなあ。テレビもさほど見ていない。そういう月曜。


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